2016年 08月 31日
地が揺れて
2016年 08月 30日
剥がしては
2016年 08月 30日
なんでも賠償請求
2016年 08月 30日
元朝日新聞社の記者が弱者とは到底思えない
2016年 08月 29日
「灰色の自転車」
見かけたものが、教師にそう告げたという。
倅に似た、倅ではない誰かが、朝の登校時に、灰色の自転車に乗っていたという。
学校には、自転車では通えないことになっている。
倅は、遅く帰ってきた。教師とともに。
のったか、のってないかの問答があったという。
しかし、倅の自転車は、灰色でも、黒でもなく、白であった。
その自転車があるか、確認しに一緒に帰ってきたのであろうが、白い自転車があるばかりであった。
教師は、誤解が解けて、帰って行ったが、いったい誰が、目撃したかは黙秘であった。
それにしても、その倅ではない誰かは、いったい、どこに行ったのだろうか。
目撃者不在の、当事者不在の物語。
いっこうに晴れない台風前の曇り空のような、影に付きまとわれているような、自分とそっくりのものに出会ってしまうと死んでしまうこともある、いわゆるドッペルゲンガーのようなものを、その目撃者は、見てしまったのではないかと。
タチの悪い冗談か、人を煙に巻いてほくそ笑むものの悪意の告げ口を感じながら、ふとそう思った。
それから、しばらくして、倅は、気を取り直して、灰色の服を着て、仲のいい友達と勉強しにいくと出て行った。
帰ってきたら、自転車でこけたと言って、全身、絆創膏だらけになっていた。
まだ、出会っていなかったドッペルゲンガーからの、ちょっとした、お見舞いのような、傷口だった。
2016年 08月 29日
また来れば
2016年 08月 28日
五分刈りの後
2016年 08月 28日
一歩づつ
2016年 08月 27日
飯塚探訪
早く着き、伊藤伝右衛門さん宅を外から拝見。福岡の天神?から移築したものもあるらしい。
はやすぎたおとづれ あかずの白蓮の扉のひらくときをまちつつ
それから、魚沼で美味しい蕎麦を作られていた飛松さんの母校OBの方々の書を拝見しに。
オリンピックの開催される年に、書展をされるそうです。
飛松さんの木に刻まれた白い「虚心」と緑の「ゆれる」。
筆の跡がそのまま刻まれ、掠れさえも、いきていて。
緑の草がゆれているようで、草の匂いがかおるような。
いいものを見せていただきました。
ご友人の吉積さんの野口英世の母君の手紙から、書き出された、願いのような、詩のような書や、他の方の、思いが込められたものにたくさん触れさせていただきました。
ありがとうございました。
その後、川島古墳、王塚古墳を拝みに。
2016年 08月 26日