2018年 03月 11日 ( 1 )

七年

木のしゃもじがこわれた。

七年前の震災の時、あまりにゆれるのでそこにはいられないといって福岡の方にやってきた人にもらったものだった。

しゃもじも、よくここまでやってくれたと思う。

もう、七年もたっていたのだから。

そういえば、父の介護が必要になった頃、うちにやってきていた時でもあった。

右半身不随の父と散歩しながらリハビリをしているときに、苺を孫に買うてやれと言って、八百屋さんにふたりで立ち寄った際に、地震が起きたことを店のお客さんから聞いて知った。

母や姪っ子が東京にいたので、家に帰り連絡を取ろうとしたが繋がらなかったのを思い出す。

もう、あのような思いはしたくはない。



どうか、だれもが安心して暮らしていけますように。

なくなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。



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by akikomichi | 2018-03-11 20:58 | 詩小説 | Comments(0)