2017年 12月 29日 ( 1 )

亀の井別荘の客室の一部とお食事どころの湯ノ岳庵と門の今年の分の葺かえが終わり、湯ノ岳庵で慰労のお食事会にオーナーのご家族と建築家の柿沼先生にお招きいただき、奥日田美建の面々に心のこもったおもてなしをしていただく。

忘年会のような緩やかな和みの空間であったが、これまであったいろいろなことが走馬灯のように思い出されて、一つの映画の終わりのような、繰り返し見ることのできる、思い返すことになるであろう、忘れることは生涯ないであろう現場であった。

聞くところによると、湯布院の映画祭は日本で初の映画祭であったらしく、その立ち上げ当初に深く関わっておられたというお話をお聞きし、映画を愛してやまない方の作られた空間と名前を感じつつ、その場に茅葺を溶け込ませ、そこにあり続けることを選んでくださった方々に、感謝せずにはいられなかった。

亡くなった先輩の魂が棟から見守ってくださることを切に願いつつ、心を込めて、丁寧に皆さんの力を合わせて作り上げたものである。

いつまでも守り続けられますように。末長く皆様方から愛されますように。心からの感謝を込めて。

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by akikomichi | 2017-12-29 10:48 | 詩小説 | Comments(0)