「茅葺への道」

昨日は友達のきょうちゃんと、糸島の音楽スタジオとカフェのグリーンコードさんとハワイアンないとらえさんへ。

グリーンコードさんは田んぼの緑の中にありました。素敵な革細工のお店も隣に。
店内にドラムが置いてあって、子供が自由に叩いていたり、絵本があったり、ギターがあったりで、好きなものに囲まれて、のびのび暮らすことを、何よりとしているようで、心地よかったのです。

薬膳スープカレーも体の中を優しくめぐってくれる美味しさでした。うまし。


その後、お客さんが増えてきたので、茅葺体験報告はまた今度ということで、いとらえさんへ。

いとらえさんは、小高い丘の上にあって、大きな竹林を自力で開拓して作られた、ハワイアンなお店。
すでに何組か、お客さんがおられて、隠れた名店には、人はいるものだと思いつつ。
ロコモコバーガーを二人でシェアしようと思ったら、乗っかっているとろ玉争奪戦になるかもと、もう一つ追加。美味しすぎて、それほど、時間も経っていないのに、ペロリといただいておりました。うまし。
竹のこぎりのレクチャーを受ける。
竹林開拓の先生に習って、私も、目の前にある開拓地を目指したいと思ふ。

心のこもったものやその場所を愛でている人たちのくださるものは、豊かになっていくのだなと、思わずにはおれない糸島巡りでした。



今日になって、旦那さんと、廃屋の日田の茅葺屋根の古民家を尋ねる。
そもそも、茅葺屋根の修復に携わりたいと思ったのは、この古民家をなおしたいと思ったのが、きっかけでした。

自然農ができる場所を求めて、いろいろ探していたら、たまたま出会ったのですが、魚沼の茅葺職人さんのインターン募集もちょうど、その頃に重なって、これは、茅葺を直し、そこを再生できるように、という、偶然のなせる技と思い、思い切り飛んでみたのです。

今日、茅葺さんを見て思ったことは、ずいぶん、疲れているなあということ。
苔むして、草が生えて、山に同化して行って。

きょうちゃんの夢にまで出てきたという茅葺さんだったそうですが、茅葺さんは自然に帰るというようなことを夢で訴えていたようで諦めたんだと、それはそれで、いいことなのかもしれないと、きょうちゃんが私の茅葺職人体験の最中にいっていたので、寂しかったので、意地っぱりな私は、たとえ一人でも再生してみせると啖呵を切っていたのですが、この茅葺さんの姿を見て、そう思うのも無理はないのかなと思う自分がいました。

確かに、私は、それをなんとかしたいと思って、魚沼に行ったのですが、茅葺の現場を見たから、尚更再生の道のりは厳しいのはわかるし、ちょっと、自分は、執着心が過ぎるのかなあと、その姿を見ていました。

せっかく、あんなに充実した時間をもらったので、茅葺の技術をもっと身につけられ、古民家再生の目処が立てば、仲間との集いの場としても、自分たちの創作の場としても、希望も見えるのかなとも思い、拙いながらも、まだまだ、茅葺修行を続けていきたいと思う今日この頃なのでした。
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by akikomichi | 2016-09-06 20:45 | Comments(0)

「海空連絡メカニズム」

 中国・杭州を訪問中の安倍晋三首相は5日夜、習近平(シーチンピン)国家主席と会談した。両首脳は、様々な分野で対話を進めていくことで合意。また、東シナ海などでの日中の偶発的な衝突を避けるための「海空連絡メカニズム」について、日本政府は運用の早期開始を求めていたが、会談では協議を加速していくことで一致した。

 首相と習氏との首脳会談は昨年4月以来、1年5カ月ぶりで3回目。30分余り行われた。

 会談の冒頭、習氏は両国関係について「双方ともに妨害を排除し、中日関係を一日も早く正常な発展の軌道に戻すよう努力しなければならない」と呼びかけた。首相は「戦略的互恵関係の考え方に立ち、大局的な観点から協力や交流を進め、安定的な友好関係を築きたい」と応じた。

 首相は会談後の記者会見で、中国公船が沖縄県の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返している問題や、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の問題について「日本の立場を率直、明確に伝えた」と強調した。

 日本政府の説明によると、首相は会談で尖閣問題について「中国公船、軍による特異な活動は極めて遺憾だ」と主張。緊張を高める行動をなくして状況を改善するよう求めたうえで、「東シナ海の安定なくして日中関係の安定はない」と訴えた。習氏は、東シナ海の平和と安定を維持する考えを示したという。

 尖閣周辺海域では、中国海警局の公船などによる領海侵入が続く。海空連絡メカニズムは中国公船の挑発的な行動などが軍事衝突に発展しないよう、両国の防衛当局間にホットラインを開設し、通信手段を共通化することが柱。14年11月の首脳会談で早期の運用開始を確認したが、これまで実現されていない。

 首相は、南シナ海の問題については「国際法のルールを守り、周辺国の不安解消に努めてほしい」と伝えた。

 国営新華社通信によると、習氏は「対話と協議を通じて意思疎通を強化し、東シナ海問題を適切に処理し、ともに東シナ海の平和と安定を守るべきだ」と述べた。南シナ海については「日本側は言動を慎み、中日関係改善の障害となるのを防ぐべきだ」と語った。また、習氏は「両国は古い問題をうまく管理し、新たな問題を防ぎ、足かせを減らさなければならない」との考えも示した。(杭州=相原亮、西村大輔)

■日中首脳会談の骨子

・様々な分野、レベルで対話を進めていくことで合意

・東シナ海の平和と安定を維持していくことで一致

・防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用に向け協議加速

・東シナ海の日中中間線付近のガス田共同開発について交渉再開

・両国での五輪開催を見据え、様々な分野で交流

■日中間の主な懸案事項

・中国公船による尖閣諸島周辺での領海侵入

・東シナ海の日中中間線付近で中国が進めるガス田開発

・南シナ海での中国の権利主張を全面否定したオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所判決

・海空連絡メカニズムの協議停滞
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by akikomichi | 2016-09-06 18:33 | 日記 | Comments(0)

 今年9月20日、ワシントンDCの記者クラブで「日中戦争中に日本軍と共謀していた毛沢東」に関する国際シンポジウムが開催される。毛沢東没後40周年記念に際し、遂にアメリカが動いた。国際世論は形成されるか?

アメリカの大手シンクタンクProject2049が主宰――米議会議員も参会

 動いたのはアメリカの大手シンクタンク「Project(プロジェクト)2049」だ。これは共和党系の流れをくんでおり、会長は共和党のジョージ・ブッシュ前政権時代(2001年~2009年)に「国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)」(2003年~2005年)を務めていたランディ・シュライバー氏である。彼の正式の名前はRandall Schriver だが、一般にRandy Schriver と呼ばれており、ランディ(Randy)は言うならば親しみを込めた愛称のようなものらしい。

 そのランディ・シュライバー氏は昨年、アメリカの外交専門誌「THE DEPLOMAT(ザ・ディプロマット)」(8月31日号)で、"China Has Its Own Problems With History(中国は自分自身の歴史問題を抱えている)"として、「中国自身が中国共産党の歴史を捏造している」ことなどを指摘していた。昨年9月3日に軍事パレードを行い、「中国共産党こそが日中戦争時代に日本軍と勇敢に戦った」とする毛沢東神話をでっち上げていることに対する批判も、この論文の中には含まれている。

 そのような視点をすでに持っていたシュライバー氏は、きっと、8月31日付の本コラム「人民が党の真相を知ったら、政府を転覆させるだろう――1979年、胡耀邦元総書記」で書いた辛こう年氏同様、拙著『毛沢東 日本軍と共謀した男』に目を留めてくれたのにちがいない。

 実は、たまたま筆者は、この概要を"Discuss Japan― Japan Foreign Policy Forum"という日本の外交政策を論じるウェブ誌に英語と中国語で書いていて、その英語版が目に留まったものと思われる。

 その論文では、1939年前後、毛沢東がいかにして上海にある日本外務省の出先機関であった岩井公館と接触し、中共スパイを通して、「中華民国」重慶政府の国民党軍の軍事情報を日本側に高値で売り付けいていたかを書いた。毛沢東は「中華民族を裏切っていた」のである。これは拙著『毛沢東 日本軍と共謀した男』のエッセンスに過ぎないが、しかし、きっとシュライバー氏が自らの論文で書いた分析を裏付け、シュライバー氏の視点の正当性を証拠づける資料になったものと思われる。

 シュライバー氏からの招聘状には「我々の分析を裏付ける強力な証拠を発見した功績に感謝する」旨のことが書いてある。

 そこで、Project2049が主宰して、9月20日にワシントンDCにあるNational Press Clubで国際シンポジウムが開催される運びとなった次第だ。共和党系のシンクタンクだけあって、米議会議員や米政府高官なども参会するという。

 筆者は"Seek Truth From Facts(実事求是):The Chinese Communist Party's War on History(中国共産党の「歴史」との闘い)"のパネル1"The Sino-Japanese War ―On the 40th Anniversary of Mao's Death(日中戦争――毛沢東没後40周年に当たり)"で講演することになっている。

 詳細情報はここにある。筆者の講演タイトルは"Mao Zedong, The Man who Conspired with the Japanese Army(毛沢東、日本軍と共謀した男)" だ。

 筆者の講演に対してコメントをしてくれるのが、「人民が党の真相を知ったら、政府を転覆させるだろう――1979年、胡耀邦元総書記」で書いた辛こう年氏なのである。

 彼の名前の英文による表記はXin Haonian(シン・ハオニェン。中国語のピンインをローマ字化したもの)。

 こうして、日本発の情報がワシントンDCと在米中国人を結びつけることになった。

 会場となっているワシントンDCのNational Press Clubはアメリカで最も権威のある記者クラブだ。全世界の大手メディアが集まっている。

 この日に発するメッセージは、必ず習近平国家主席の耳に入り目に留まることは確実である。習近平は必ず筆者が示す「毛沢東が日本軍と共謀していた証拠」を突き付けられるだろう。

  それは客観的な証拠なので、誰にも否定はできないはずだ。

日本でもBSフジLIVE「プライム・ニュース」が9月8日に特集

 今年の9月9日は、毛沢東没後40周年に当たる。

 日本のメディアでは、なかなか大きく取り上げられることがなかった拙著『毛沢東 日本軍と共謀した男』の事実が、9月8日の夜8時から10時(正確には9時55分)まで、BSフジLIVE「プライム・ニュース」という番組で、2時間かけて詳細に検証されることになった。

 昨年11月に拙著が出版されたのちに、テレ朝のお昼の報道番組「ワイドスクランブル」や同じく午後早目のフジテレビの報道番組「みんなのニュース」の「ふかぼり」コーナーで扱ってくださった。少なからぬメディアが中国に気を遣い、中国の顔色を窺って足踏みしている中、これを取り上げて下さったのは非常に勇気のある行動で、尊敬している。

 ただ、時間が15分ほどで短く、必ずしも十分にご説明することはできなかったかもしれない。

 このたびの9月8日のBSフジLIVE「プライム・ニュース」では、基礎知識も含めてではあるが、2時間まるまる毛沢東の解説に注いでくれるらしいので、ワシントンDCでパワーポイントによって示す「客観的証拠」も、かなりお示しできるのではないかと思っている。時間帯も異なるので、より幅の広い視聴者に毛沢東の真相を知っていただく機会になるかもしれないと期待している。

中国が日本に突き付け続ける「歴史カード」こそ危険

 中国は1989年の天安門事件と1991年のソ連崩壊以来、中国共産党政権の連鎖反応的崩壊を恐れて愛国主義教育を開始し、日中戦争中に日本軍と戦ったのは中国共産党軍だったとして、突然歴史を塗り替え始めた。今では反ファシスト戦争のために戦った軍隊の最先鋒として共産党政権・中国を位置付けるようになった。

 その傾向は習近平政権になってから一層顕著になり、対日強硬路線を人民に見せつけている。

 背景には、反日デモをされたら必ず反政府デモになっていくことを十分に知っているので、反日デモを起こさせないようにするためという保身が一つにはある。

 しかし、それよりも習近平政権が怖れているのは、中国共産党が、実は「日中戦争時代に日本軍と共謀して中華民族を裏切り、それによって強大化したのだ」という事実を人民が知ってしまうことである。

 だから必死になって言論弾圧を強化し、「日中戦争時代、いかに中国共産党が勇猛果敢に日本軍と戦ったのか」という虚偽の事実を、これでもか、これでもかと前面に押し出している。

 それが日本に対して突き付けている「歴史カード」の正体だ。

 しかし日本人の心理として、戦後70年も(反省を込めて)平和を守り、中国のために国民の血税から膨大なODA予算を中国に注いで中国の経済発展を支援してきたというのに、こういつまでも「さあ、歴史を反省しろ!」として「歴史カード」を突き付けられ続けたのでは、中国を嫌いになっていくのは当然だろう。このままでは、その傾向を止めることはできない。

 それはやがて、中国脅威論として、逆に戦争の火種を生んでいくだろう。

 したがって、二度と戦争を起こさないようにするためにも、中国が毛沢東と中国共産党の歴史の真相を認めることは非常に重大なのである。

 ただ、それを認めたが最後、中国共産党政権は、その瞬間に崩壊するので、事実を隠ぺいするために中国は覇権を強化する以外に、実は「退路がない」のである。だから南シナ海だけでなく尖閣を含めた東シナ海、そして一帯一路など、ひたすら覇権を拡張させている。「軍事的」にも、「経済的」にも、さらに孔子学院を全世界に広めたり世界文化遺産などの手段を使って「精神文化的」にも、その覇権は拡張するばかりだ。

 それがいかに危険なものであるかは、説明するまでもあるまい。

 このように、毛沢東の真相は過去の歴史ではなく、現在の日中関係そのものであり、未来の国際社会に潜む危険性をあぶりだしていることを、多くの人に理解していただきたいと切望している。

[執筆者]遠藤 誉

1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』『完全解読 中国外交戦略の狙い』『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅ぶ』『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
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by akikomichi | 2016-09-06 16:12 | 日記 | Comments(0)