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『蛍日記』

5月30日土曜日 小雨のちくもり。
21時。

布団に寝転び、めまいがした気がした。
ほんのすこしの地震の揺れを畳の上で感じていた。

めまいではないことを、地震情報で確認してから、ふらりと家を出た。
蛍に会いにいくために。

一匹の蛍が苗を植えたばかりの田んぼの横の土手にいた。
ほの青くほうほうと光っていた。

ゲンジの雌であった。
雌はあまり飛び回らない。

草場でのんびりと光っている。
ここにいると光っている。

雄は雌をさがすように、飛び回る。
そこを目指して、飛び回る。

しかし、今日は、雌だけが、光り続ける。
ここにいると光っている。

土地の方とよく出会う。
声がしたから蛍を見にやって来た。と笑う。

蛍のお母さんと言われる上司と蛍談義をしていたものだから。
囂しい声が人に届いていたのだろう。

昔は、この辺りには、たくさん蛍がいたんよ。
麦で編んだ籠にいれて遊んだんよ。ほんの80年前のことやけど。

麦が育つ時に、蛍も飛ぶ。
その時にあったものが形作られ、使い込まれて、後に繋がっていくのだ。


蛍のうたを思い出していた。

ほたるこい やまみちこい
あんどのひかりをちょいとみてこい

ほたるこい やまみちこい
あんどのひかりをちょいとみてこい


麦の穂の間をちろちろと光る蛍が漂うのをたよりに
山道を歩いているような

ほんとうはあぜ道にもならない
ちょっとした草道ではあるが

話の間、しばらく光らなかった蛍の雌が、横で静かに光りだした。




by akikomichi | 2015-05-30 23:06 | 詩小説 | Comments(0)

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0OF0GJ20150530


[シンガポール 30日 ロイター] - 安全保障の協力関係を深める日米豪が、南シナ海における中国の埋め立てにそろって非難を強めている。30日にシンガポールで会談した3カ国の防衛相は、共同声明で「深い懸念」を表明。防衛力の向上支援などを通じてASEAN(東南アジア諸国連合)とも連携する方針を確認した。

<日米防衛相は講演でも中国非難>

日米豪の防衛相は、シンガポールで29日から開かれているアジア安全保障会議(シャングリラ対話)を利用して会談した。3カ国は共同声明で「南シナ海における中国による埋め立てに対する深刻な懸念」を表明。埋め立てを中止するよう求めた。

中国は埋め立てて造成した人工島に、滑走路や港湾を建設。米国防総省は、大砲が設置されていることも確認した。

日米豪とも、南シナ海で領有権を争う当事国ではない。しかし、同海域が重要な海上交通路であることから、中国が埋め立てた場所を軍事拠点化し、自由に航行できなくなることを恐れている。

カーター米国防長官は、会談に先立って行った講演でも、「中国による南シナ海の岩礁埋め立ては国際的なルールと規範を逸している」と非難。これまで通り、同海域での哨戒活動を続ける方針を強調した。同じく講演した中谷元防衛相は、「無法が放置されれば、秩序は破壊され平和と安定は崩れる」と語った。

アジアへのリバランス(再均衡)政策を進める米国は、同地域に兵力を傾斜配分するとともに、日豪といった同盟国に役割の拡大を求めている。自衛隊には哨戒活動を南シナ海にまで広げることに期待を寄せており、カーター長官は講演で、日本の安全保障政策が変化しつつあることに言及。「日本は東南アジアへの関与を強めている」と語った。



by akikomichi | 2015-05-30 22:54 | 日記 | Comments(0)

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0OF06120150530?feedType=RSS&feedName=worldNews


[シンガポール 30日 ロイター] - 中谷元防衛相とカーター米国防長官は30日、シンガポールで会談し、中国が岩礁の埋め立てを進める南シナ海情勢について議論した。会談後に記者団の取材に応じた中谷防衛相は、「日本としては非常に関心を持っているので、課題ではある」と伝えたことを明らかにした。

米側はかねてから、自衛隊が南シナ海へ哨戒活動を拡大することに期待を示しているが、この日の会談では具体的な議題に上らなかったという。

両防衛相は会談に先立ち、アジア安全保障会議(シャングリラ対話)でそれぞれ講演。いずれも中国による埋め立てに強い懸念を表面した。

会談では「力を背景とした現状変更の試みに反対することで一致した」という。

(久保信博 編集:宮崎大)


by akikomichi | 2015-05-30 16:09 | 日記 | Comments(0)



http://mainichi.jp/select/news/20150529k0000e030274000c.html


南シナ海:「中国、人工島に兵器」…豪報道 米が批判


毎日新聞 2015年05月29日 13時34分(最終更新 05月29日 19時37分)

 【ワシントン和田浩明】周辺国が島などの領有権を争う南シナ海で、中国が埋め立てて造成した人工島に兵器を設置した、とオーストラリアのメディアが27日、報じた。豪州当局者は今後、長距離レーダーや対空砲、偵察用航空機が配置され主要海運路が中国の軍事的な影響範囲に入ることを懸念しているという。米国務省のラスキー報道部長は28日、兵器導入には明確に言及しなかったが「領有権問題がある区域の軍事化に反対する」と発言。南シナ海での中国の行動は「非脅迫的な方法で対立を解決するとの周辺地域の合意に反する」と批判した。

豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、兵器導入を受け、豪軍幹部は日本やマレーシアなどと連携して、問題海域での航行、飛行や演習などを行って中国に対抗する選択肢を検討している。豪情報機関も中国の脅威評価を改定し、「現状を容認すれば中国が強制力を増し、領有権問題のある地域への出入りを規制するようになりかねない」と警告する見通しという。

 同紙によるとオーストラリアのリチャードソン国防次官は27日、「中国軍の規模と近代化を踏まえると、軍事目的の埋め立ては特に懸念される」と述べ、南シナ海情勢を問題視する姿勢を強調した。

 オーストラリアは7月、米国と続けてきたアジア太平洋地域で最大規模の軍事演習「タリスマン・セイバー」を実施する。日本の自衛隊も初参加し、上陸や空挺(くうてい)作戦など実戦的訓練を行う予定だ。

 一方、ラスキー報道部長は、カーター米国防長官が27日の演説で中国に埋め立ての即時中止を求めたことに触れ、事態の平和的解決を呼びかけた。一方で、米国は中国が埋め立てた岩礁付近の航行、飛行は「国際法が許す限り継続する」と改めて述べた。米国は水面下の岩礁を埋め立てた人工島には国際法上、領有権は認められないと主張している。

 米軍が最近、南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島付近に哨戒機を飛行させた際、中国海軍は「軍事警戒区域」に接近していると主張して即時退去を求めるなど、外国軍の接近を拒否する姿勢を強めている。


by akikomichi | 2015-05-30 00:22 | 日記 | Comments(0)