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茅葺と詩小説と

今の現場は、小国の坂本善三さんの絵のモチーフにもなったらしい茅葺のお屋根であり、そこを一生懸命、葺かせていただいているのだが、
千圓札になるという北里柴三郎の記念館の近くのお宅でもある。
新しい時代と新しいお札。
お金は相変わらず擦られ続け、今度は電子マネーに取って代わられそうな高速の金の流れと時代は過ぎていくばかりであるが、そこは通り過ぎようが、生きているこの時は本当の自分だけのものであることには間違いはなく、遠い世界の金の流れのことよりも、目の前のつくし、ゼンマイ、たけのこがある。
お金で買わなくていいものがここにはいろいろある。
恵みをいただく毎日が過ごせることは、ありがたいことである。
あとは、茅葺の家でゆうるりと時を過ごせたら、さらに充実した生活が送れそうである。

茅葺と詩小説と子供を愛してやまない自分にとっても、新しい時代が始まりつつある。
末っ子が一緒に住めるようになるのである。
さらには、親方のおかげで、一緒に、茅葺の仕事もできそうなので、ありがたいことなのである。
今まで、なんとか、先輩にお世話になって頑張ってこれたが、これからは子供もいてくれるので、茅葺を楽しんで
、そのできる過程を一緒に体験できることが、何より嬉しい。
言葉だけではなく、体で一緒に覚えていけるのである。
一筋の希望が出来たのは、親方と先輩、仲間の皆さんのおかげでもある。
どんなことが起きようとも、生まれてきてよかったと一瞬でも思えるような時を一緒に過ごしていきたいものである。



by akikomichi | 2019-04-13 23:07 | 詩小説 | Comments(0)