「さっそくのみんのす」

さっそくのみんのすとの遭遇があった。

小城羊羹の店舗に、その耳はあった。

しかも、12個も。

親方は全くもって魔除け的だよね。

と仰っていた。

馬の耳は、茅をトタンで覆っていた。

ピンとはねた、聞き耳。

生きている茅葺。

「怪獣はささやく」パトリックネス著 シヴォーンダウト原案
の、木の怪獣を思い出していた。

見方によって、立場によって変わる真実の物語を。
私の真実は、あなたの真実ではないとしても。
それは、誰かにとっての真実であるのだというような物語を。
私の真実は、目の前にあり、心の中にもあるのだというような。

今にも、動き出しそうな、茅葺の屋根を見ながら、いろいろな思いがよぎった。





[PR]
by akikomichi | 2018-09-07 19:36 | 詩小説 | Comments(0)