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「茅葺の民俗学」生活技術としての民家 安藤邦廣 はる書房

「茅葺の民俗学」生活技術としての民家 安藤邦廣 はる書房より以下抜粋。


草で葺かれた屋根の総称としては茅葺屋根の他に草屋根、草葺屋根、葛屋等が用いられた。

葛屋とはありあわせの屑物を利用して作られた屋根、またはその家という意味である。

またすすきで葺かれた屋根を茅葺屋根と呼ぶのに対して、稲わらや麦わらで葺かれた屋根はわら葺屋根と呼ばれる。

さてこのような茅葺きの屋根は古くから北海道、沖縄まで住宅に限らず社寺等のあらゆる建物に用いられてきた。家屋文鏡(奈良県の佐古田の宝塚古墳から出土した古墳時代の傍製鏡)に描かれた住居の屋根は茅葺屋根と考えられ、また埴輪に見られる屋根も茅葺屋根の形態を表している。古代の住居(倉)の形式を伝えるといわれる伊勢神宮の屋根も茅葺である。

Commented by Mystery Tramp at 2018-01-02 22:15 x
あけましておめでとうございます。

おひさしぶりです。はる書房の佐久間さんには、若い頃からお世話になりっぱなしで、一昨年は一緒に南相馬の野馬追いを見に行きました。社長と二人でやってる小さな出版社ですが、実は興味深い本を多く出している版元です。明子さんがはる書房の本を取り上げてくれて嬉しかったので、コメントさせていただきました。佐久間さんも喜ぶと思います。
Commented by akikomichi at 2018-01-03 00:45
Mystery Trampさん

あけましておめでとうございます。
本当にお久しぶりです、お元気ですか?
Mystery Trampさんが、はる書房の方と懇意だとは知りませんでしたが、いい本を出してくださって、心から感謝しています。
by akikomichi | 2018-01-01 13:15 | 日記 | Comments(2)