2016年 06月 28日
鴻臚館の穴
雨は降り続く梅雨空の
江戸時代の井戸の跡を見て
鼻づまりのようにふさがって息苦しいので
ポツリポツリと掘り起こされた
鴻臚館の跡の穴探し
柱があったはずの穴の数々
古代の憚りの穴は細長いことを知る
古代の人は憚りの後
紙ではなく細い木の棒で清めていたらしいことも知る
あなおののく
人の住むところ
人の集まるところ
水と憚りはなくてはならないことをつくづく思ふ
by akikomichi
| 2016-06-28 14:55
| 詩
|
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