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「誤った歴史認識が次の世代に残るのは耐えられない」

全米各地で、韓国系団体が日本を貶(おとし)める慰安婦像や碑を設置していることに、日本の地方議員が立ち上がった。慰安婦像撤去を目指す有志議員11人が14日から米国に向けて出発し、慰安婦像を設置したカリフォルニア州グレンデール市などを訪れる。同市では市議に抗議文を突きつけるなど、慰安婦をめぐる真実をアピールする計画だ。抗議文には地方議員318人が署名しており、米国内での主張浸透を図りたい考えだ。

 「米国の人が韓国の(嘘の)主張をうのみにしてしまっている。私は母親なので、誤った歴史認識が次の世代に残るのは耐えられない」

 訪米団のリーダー的存在である東京都杉並区の松浦芳子区議はこう語り、米国内の慰安婦像や碑の設置に歯止めをかける意欲を示した。

 グレンデール市の慰安婦像は昨年7月、市内の図書館脇に設置されたもので、ソウルの日本大使館前の像と同じデザイン。市議5人のうち、4人の賛成で設置が決まった。像には「私は日本軍の性奴隷でした」などと事実無根の記述があり、これに松浦氏は危機感を感じたという。

 言うまでもなく、慰安婦は第2次世界大戦当時、世界各国にいたプロの戦時売春婦であり、そのころの日本兵の数十倍もの高給を得ていた。日本軍や官憲による強制連行を示す政府資料は一切見つかっていない。

 これについては、夕刊フジで「痛快! テキサス親父」の連載(毎週木曜)を始めた、米テキサス在住の評論家、トニー・マラーノ氏も動いた。ワシントンの国立公文書館から、太平洋戦争中の1944年、米軍が慰安婦から聞き取り調査した報告書を取り寄せて、《慰安婦は強制されたものではなく雇用されていた》《女性たちは大金を持ち、洋服や化粧品など好きな物を買うことができた》ことを確認。

 そのうえで、マラーノ氏は動画サイト「ユーチューブ」などで、「性奴隷がそんなことできるか?」「韓国人は現在、米国を慰安婦像や碑で汚染している。『日本軍に強制された性奴隷にされた』って主張して」「お前たちは『嘘吐(つ)き』だ!」と訴えている。

 ただ、慰安婦の真実や、韓国系団体の悪意を理解している米国人はまだ少ない。松浦氏が訪米を決断したのは、在日米大使館員のひと言だった。

 松浦氏は昨年9月、グレンデール市の像設置に対し、オバマ米大統領やグレンデール市のウィーバー市長、ルース駐日米大使(当時)に当てた抗議文を東京の在日米大使館に提出した。その際、対応した大使館員は「この問題は国の決定ではなく、市の問題だ。米国は民主主義国家なので、グレンデール市議会に抗議することはできます」と語ったという。

 これを受け、松浦氏は「慰安婦像設置に抗議する全国地方議員の会」のメンバーとともに訪米準備と署名集めを始めた。すると、あっという間に全国各地の都道府県議、市区町村議から賛同の声が集まったという。

 松浦氏らは14日から17日までロサンゼルスに滞在する。グレンデール市の市議や、設置計画がくすぶるカリフォルニア州ブエナパーク市長や市議らに面会を求め、直接抗議文を手渡し、真摯に歴史的事実を伝える。

 この際、「テキサス親父」ことマラーノ氏も入手したワシントンの国立公文書館の資料なども添付して、韓国系団体の嘘を説明するという。

 松浦氏は、韓国系団体の活動について「(移民の国・米国で、異なる移民グループ同士の内紛を誘うものであり)米国の平和や治安を脅かし、子供たちの幸せな未来を奪う」などとしている。

 また、慰安婦募集の強制性を認めた1993年の「河野洋平官房長官談話」について、最近、ずさんな聞き取り調査だけを根拠に、原案の段階から日本側と韓国側とすり合わせて発表されたことが、資料や証言などで明らかになっている。

 当時の宮沢喜一首相や河野長官の“売国的行為”を裏付けるものであり、松浦氏らは「河野談話」の見直しについても、「地方から声を上げていきたい」と力を込めている。

 

by akikomichi | 2014-02-10 15:10 | 日記 | Comments(0)