2013年 05月 05日
どちてぼうや
かんぞうくんはおさななじみだった。
せのちいさなおとこのこだった。
かんぞうくんはかんぞうをわるくしてなくなった。
なまえにくわれたのかもしれないし、なまえをくいつくしたのかもしれない。
あしゅらさんはおんなのこのしんえいたいのいるにゅーはーふだった。
おどることとかたることがしごとだった。
あしゅらさんとかんぞうくんのめはおんなじだった。
まばたきしないしろいめだった。
かんぞうくんはどちてぼうやといわれていた。
まばたきしないしろいめでどちてどちてとたずねるのだ。
どちてうまれたの。
どちて。どちて。どちて。どーちて。
どちてしんだの。
どちて。どちて。どちて。どーちて。
どちてにゅーはーふなの。
どちて。どちて。どちて。どーちて。
どちてぼうやはもういない。
あしゅらさんにももうあえない。
どちてぼうやがしんだから。
あしゃらさんまでしんでたらどちていいかもわからない。
by akikomichi
| 2013-05-05 20:40
| 詩
|
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