2012年 01月 30日
フジテレビと日本テレビの放送免許が危ない問題
■フジテレビと日本テレビの放送免許が危ない問題。
日本には、電波法という法律があって、携帯電話の電波やテレビの電波などの管理をしています。
んで、限られた電波資源を外国が乗っ取ったりしたら大変なので、テレビ局などは、外国人株主の比率をは20%以下にしなければいけないと決められています(電波法 第五条)。
んで、外国人直接保有比率は、証券保管振替機構* で見られるんですが、2011/07/26の数字を見ると、、、
日本テレビ 22.66%
TBS 7.19%
フジテレビ 28.59%
テレビ朝日 14.57%
テレビ東京 1.26%
フジテレビは、外国人直接保有比率が28.59%と、20%を大きく超えちゃってます。
日本テレビも、22.66%とわずかに超えてますね。
テレビ朝日は14.57%で大丈夫です。
テレビ東京の1.26%という圧倒的な外国人への人気のなさも気になりますけど、、、、
*:「外国人保有制限銘柄期中公表」『証券保管振替機構』
http://www.jasdec.com/reading/for_pubinfo.php
んで、今現在でも、フジテレビと日本テレビは、“免許の取消し”に当てはまるんですね。ただ、いきなり外国人に買われてしまって廃止では可哀想なので、免許の残存期間中は、総務大臣は免許を取り消さないことができます(電波法 第七十五条)。
前回の放送免許の更新が2008年から5年だったので、2013年までになんとかしないといけないんですね。
ちなみに、外国人がテレビ局の株を買うだけで、放送の免許がなくなっちゃうとアレなので、テレビ局側は、外国人の株式の取得を制限するという荒業が使えると放送法の第五十二条の八には書いてあったりします。
ただ、外国人が株を買えなくするには、日本中の証券会社の仕組みを変えなきゃいけないし、議決権のない株式にいきなり変換したら、「配当を多くしろ」とかもめ事になるのは予想されるわけで、どうなることやら、興味津々な昨今です。
ちなみに、議決権のない株式は、議決権がない替わりに、配当が多くもらえたりします。
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やはり、株主の意向を反映したテレビ番組構成といえるので、この問題点を抜きにしては昨今の偏向放映の本質をかえられない。
刷り込み方が尋常でない。おかしいものはおかしいのである。
by akikomichi
| 2012-01-30 13:03
| 日記
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