骨と肉体

骨になる前に肉体を動かしていく方が良い
骨だけでは動けなかったものが
動き回れるようになったのは肉を持ったからでもあり
動き回るばねを持つ肉こそが骨を守り続けていたのだ
それでも
聞く耳をもたず
骨になるまで嘆くものよ
あなたもそろそろ嘆き疲れはてたであろうが
最後まで
骨の髄が空になるまで
骨になるまでカラカラと嘆き続けるのだろうが
骨はもう自らの意思で動きはしまい
ただそこで掘り起こされるのを待っているだけなのだ

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by akikomichi | 2017-06-05 16:55 | 詩小説 | Comments(0)