「茅葺への道」

第一回プラチナブロガーコンテスト


今日は茅葺刈りは順調であった。
途中、粉雪が舞い降りてはいたが、大方、良い天気に恵まれていた。
らくだ山から見下ろす景色もよかった。
近くに白い仏舎利があった。
インドで見た、白いストゥーパを思い出していた。
あの時は、まだ、子供は生まれていなかった。
子供を産む自信がなかった私は、インドへの旅が無事乗り越えられたら、子供を授かることができる気がしていたのだが、帰ってすぐに授かったのは、意思のなせる技か、勢いか。
子供たちには、きっとインドのあの熱い太陽が刷り込まれているに違いない。
あの河の生死の混濁した流れもまた。
今、私は、また茅葺への道に願をかけている。
茅葺を作れるようになったら。私たちの暮らしも激変するであろう。
穏やかでもあり、自分たちの暮らしを今よりも豊かにできるようになるであろう。

ところで、今日は、男結びを、あーちゃんに習った。
丁寧に教えていただいて、また、少しずつやり方を思い出していた。
しばらくすると、記憶が曖昧になっていくので、こうやって、毎日のように茅の束を結ぶことで、より記憶が定着してきたように思う。茅葺職人の基本中の基本なので、まずは男結びができないといけないので、ありがたいことである。
茅の束、閉めて十七束。まだまだ遅々としているが、男結びの練習も兼ねてじっくりと丁寧にしていきたいところである。

アート・デザイン部門

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by akikomichi | 2017-02-01 19:09 | 詩小説 | Comments(0)