『茅葺への道』

昨日は、阿蘇の茅葺工房へご挨拶に伺った。

土台から新しく茅葺の家を作られており、この先を追うことで、古民家再生へも繋がりつつ、新しい茅葺の形をも模索できるので、とてつもなく勉強になるであろうことを思う。

茅葺職人の方々とお会いして、さらに茅葺愛が深まりつつあり。

みなさん、本当に、茅葺を愛でていらっしゃる。

私も、そこで学びたいとつよく願いつつ、また、おいで。とおっしゃってくれたので、無上の喜び。

父母も同行し、現場を拝見させていただいた。

長い阿蘇までの道のりの途中、熊本地震の爪痕が所々に残っており、崩れ落ちていく道の先にも、道を作り始める日本人の心意気。

何度でも、立ち上がれることを見せてくれる、無理のない自力の強さ。

通行止にあいながらも、たどり着くまで、道を探し、諦めないような。

日本人でよかった。と思ふ。

そうありたい。とも思ふ。

阿蘇から、湯布院、別府に向かう中、山下清の美術館を見かけた。

以前、拝見したと思うのに、私は何を見たのか思い出せなくなっていた。

花火だったか、山だったか。

別府の海地獄の近くで、茅葺の門を見た。

竹の上の茅葺を、いつまでも、見ていた。

やっと門の下まで、たどり着けたのだった。
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by akikomichi | 2016-09-09 20:30 | 詩小説 | Comments(0)