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世界にも伝わること

お父さん世代からあり、倅にも伝わる物語であり、世界にも伝わることはやはり喜ばしきことである。

倅は荒木氏の漫画はさることながら、漫画の描き方的な新刊をボロボロになるまで何度も読んでいて勉強になっているらしい、ジョジョリオン?である。

過剰な言葉と見えないものを見えることとする過剰次元的世界。

最初の画風からも進化し続けることの証がそこにある。

続けることの可能性を見た。

世界は腐っているが、それを跳ね返す、強靭さが今は必要だと切実に思ふ。

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7月1日よりロサンゼルスコンベンションセンターで始まった北米最大級のアニメコンベンション「アニメ・エキスポ 2016」で、日本では第4部までがアニメで放送されている荒木飛呂彦原作の「ジョジョの奇妙な冒険」のトークセッションを開催。「ジョジョの奇妙な冒険」原作編集担当2代目で、元週刊少年ジャンプ編集長の佐々木氏、そして原作編集担当3代目だった、関谷氏の2人が登壇した。

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トークセッションは「ストレッチ」というコーナーで、劇中に登場する独特のポージングを会場に集った全員でとるところからスタート。続いて、突然始まったVTRでは、原作者の荒木飛呂彦の姿が映しだされ、アニメ・エキスポに参加しているファンに向けたメッセージコメントが上映された。このサプライズにファンたちはびっくり。一瞬の間を開けたのち、大きな歓声があがった。

イベントは事前に募集した質問を登壇した2人が応えていくというQ&A形式で進行。「荒木氏と仕事をするのは緊張するのか?」や、「荒木氏の仕事への姿勢や仕事の仕方は?」といった質問から、北米でもアニメ第4部が好評配信中ということもあり、第4部の舞台設定や登場キャラクターに関する質問が多く寄せられた。ちょうど二人とも当時、第4部連載中に編集担当だったこともあり、二人がそれまでの経験などから回答すると、その一答ごとに会場は湧き上がっていた。

二人の元担当者に向けた質疑応答に続いては、北米版でDIOの声を担当する声優が登場し、自身の演じる役柄についてのトークを披露。また、北米で人気があるアニメ第3部の第5話からポルナレフとDIOが会話をするシーンが特別に上映された。

ここで、「ジョジョの奇妙な冒険」のアメリカでの最新原作本や、第3部のBlu-ray版の発売などファンに嬉しいお知らせがあり、またゲームについても日本で発売を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブへブン」が北米向けにローカライズされて発売されることも発表された。スタッフによると音声なども吹き替え版が用意されているとのことだ。

トークセッションの最後は来場したファン参加型のコスプレコンテンスト。「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクターになりきった参加者たちをゲストスピーカーの二人が審査し、5名のコスプレイヤーが選出された。

笑いあり歓声あり、驚きの声ありと大盛況だったトークセッションも終了の時間を迎え、作品の魅力や荒木飛呂彦の人となりなど、知る人ぞ知る話を披露した二人に大きな拍手が送られた。原作、アニメ、ゲーム等、様々なメディアで、世界中で展開を続けている「ジョジョ」。アメリカのファンにも愛されていることが実感できるステージイベントとなった。
by akikomichi | 2016-07-03 09:28 | 日記 | Comments(0)