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キューバの恋人とトイレのピエタ

「キューバの恋人」を見る。

津川雅彦氏の若かりし時の冒険的映像。

船乗りの若者が恋する人を子犬のように追っかけながらキューバの当時を垣間見させる。

当時のキューバをなんとか撮影しようとしたその心意気のようなものは伝わった。


「トイレのピエタ」。

死ぬまでにできることを考えた。

何かを作る人はだれでも思うことであろうが。

絶望のなかにあっても、すくいはあるということ。

たとえ、知られようが知られまいが、すくいはあるということ。

すくなくとも、そのなかでいきているということ。

死ぬまでにできること。

明日かもしれない時に、何ができるか。

何かを残すこと。

何かを伝え続けること。

かもしれないが。

死ぬまでにできること。

時間の限りがあろうとも、時空を超えて伝わり続ける可能性には限りはない。



by akikomichi | 2016-04-24 11:06 | 短歌 | Comments(0)