近隣諸国に横流ししないように監視対象

新兵器でV3だ!ソフトバンクがデンマーク製の弾道測定器「トラックマン」をヤフオクドームに設置したことが28日、分かった。トラックマンはもともと軍事用に開発されたレーダーシステムで投手の球速、球の回転数、回転角度や打球の角度、飛距離まで計測可能な優れもの。29日に本拠地開幕戦(対西武)を迎えるチームに頼もしい援軍となりそうだ。

 バックネット裏の記者席の真上に設置された新兵器は一見すればただの四角い黒い板である。中身は迎撃用ミサイル「パトリオット」を開発する段階で生まれたレーダー式の弾丸追尾システムだ。ヘッドスピード、スピン量、飛距離など正確な数値を計測できる利点を生かし、ゴルフ界では旋風を巻き起こした。

 「現状はまだテスト段階ですが、球速、ボールの回転数や回転軸まで分かります。打球も角度、本塁打の正確な飛距離まで分かるようになる」と球団関係者は話した。

 対象物にレーダーを発射し、精度の高い計測と分析を可能にする装置は、米国でもMLBが主導して昨季から全30球団が球場に設置し、日本球界では楽天も昨季途中にコボスタ宮城に導入した。先行していたゴルフ界では松山英樹が、持ち運び可能なサイズを約250万円で購入するなど、USPGAツアー、欧州PGAツアーでは公式計測器として採用されている。

 リリースポイント、投球角度、回転数などスピードガンでは計測不能だった部分を数値化できる投手は疲労で無意識にリリースポイントがずれた場合など、本人、投手コーチの感覚に頼った修正点をデータとして伝えることができる。また、柳田の瞬きもできないほどの打球さえ、正確に計測し、打球速度、角度、正確な飛距離をはじき出せる。こちらもわずかな調子の波さえ数値で可視化できれば、人間の目だけでは限界のある細部の「助言」が可能となる。

 「トラックマン」は本拠地に限らず、福岡県筑後市に新設されたファームの本拠地「タマホームスタジアム筑後」にも同じものを設置。筑後の室内練習場、ヤフオクドーム内のブルペンにも小型のものを取り付けた。開幕3連戦こそ1勝1敗1分けと一気に加速することはできなかったが、下馬評は優勝候補の大本命。本拠地のバックネット裏から見守る「熱視線」が、目標である日本一3連覇を援護射撃する。


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by akikomichi | 2016-03-29 10:14 | 日記 | Comments(0)