架空名義のクレジットカードで買い物をしたとして、詐欺容疑で逮捕された朝鮮大学校元准教授(49)について、東京地検は23日、処分保留で釈放した。地検は「諸般の事情を考慮して判断した」と説明している。

 警視庁の捜査関係者によると、元准教授は公安部に対し、クレジットカードについて「本名を名乗りたくないときに使うカードだ」と説明したという。公安部は、元准教授が日本国内を拠点とする北朝鮮の工作員として、韓国での工作活動に関わっていたとみて調べていた。