売春者撲滅に向けてできる唯一のことは偽善をやめること

おれの話を聞け。
小人。
おれは大人でもなければ小人でもない。
ただの人だ。
大口を叩くだけのものではない。
本当のことをいうだけの、ただの人である。

売春婦は、男性社会の弊害というものがいる。
政治の世界においても。
慰安婦問題の表と裏についても。

慰安婦は戦時売春をしていた。
ただそれだけである。
お金をもらっている時点で売春行為とみなされる。
家族に売られようが、己でその世界に足を突っ込もうが売春行為であることに変わりはない。
好きでやっているといったら、社会的に罰せられるから、嫌々ながらというが。
己で選んでいる時点で、売春行為とみなされる。

それは、戦時中であろうと、無かろうと同じ行為である。
相手が、兵士か、そうでないかの違いだけである。

では、なぜ、戦時売春婦だけ、可哀想となるのか。

今現在の、売春婦は、どうでもいいのか。


売春婦に同情しろというのが、そもそもおかしい。

己が選んで、お金が好きでやっていることに、なぜ同情しないといけないのか。

おれはそういう状態で、性行為をすること事態が、猿芝居のようで、いずれにせよ興ざめするので、欲望があろうがなかろうが、そういうものは否定してきた。

戦争中であろうとなかろうと。

ただ、それだけである。


さらに言えば、売春婦は、戦時中であろうとなかろうと、女性、男性の敵となりうることを、「偽善」でごまかす男性、女性がいることが腹立たしい。

売春者には、想像もつかないことであろう。

売春行為には、表も裏もあることを。

その売春行為が行われている影で、その行為の代償を払わされているものがいることを。

その行為をしたものだけが、被害者面するのは、どうかと思う。

家族がいるものが、売春をするということは、その売春をした女性ないし男性の家族には、身体を売った代償が払われる一方、その買春をした女性ないしは男性個人は報われるのかもしれないが、その家族は被害を被っているということを、知ろうともしない。

たとえば、家を何件もかえるような収入を得ていた戦時売春婦が己の家族にその収入を分け与えて家を作り、暮らしが保証されていた時に、その収入さえ届けられず、ひもじい子どもをかかえ、爆撃で家を失って、暮しは保証されず、帰ってこないものを待ち、野垂れ死にしていた、途方に暮れていた日本の家族には、不名誉と不利益しかないということを、見ようともしない。

宝石を買って街を闊歩していたと堂々とのたまい「偽善」を鼻で笑っているようなことを正直に話していた戦時売春婦がいたが、表では被害面をしながら、裏では、宝石を身に着けて、しゃなりしゃなりと己の価値を視覚化、実存させていたのである。

それを、売春と言わずに、ほかの何を売春というのか。

なぜ、戦時売春婦だけ、可哀想というのであろうか。

野垂れ死にしても一向に見向きもされなかった、欲望に殺されたともいえる、焼け出されて、食べるものもなくさまよい続け死んでいった日本に残っていた、着るものを売りさばき、着の身着のままでその日暮らしをしていた日本人妻や子どもは見ようともしない偽善者どもは、そのような状態に置かれたものをこそ、可哀想とは思わないのであろうか。



売春の影で泣いているものがいることを、売春者も買春者も、心した方がいい。

君子はすべてを思いやるというならば、せいぜい思いやるだけ思いやって見給え。

なにも変えようとしない、口先だけの、売春を表でも影でも正当化する、偽善者どもよ。

上から人事のように、可哀想可哀想とほざいているおれは君子とか思っている偽善者は、目障りなだけで、むしろ悪を正当化し助長させる。

舌なめずりをした、欲望に忠実な、売春を正当化するものが増えるだけである。


更にたちが悪いのは、当時日本人であった朝鮮半島のものが、いまは日本人の表を脱ぎ捨てて、韓国人になったのをいいことに、裏では己がやっていたことを知りながら、すべて日本人がやっていたこととして世界を欺き続けていることである。

偽善とは、それを見て見ぬふりをすることである。

最上級にたちが悪いことに、その後の朝鮮戦争でも戦時売春婦を利用するだけ利用していた、欲望に忠実すぎるほど忠実な、己がやっていたことは、見て見ぬふりをする、偽善を通り越した、悪でしかない、プロパガンダが、世界中に、はびこっていることである。

その偽善を、即刻、断ち切ること。

偽善の嘘に付き合うものは、金輪際ない。

「偽善」を強いる、女性、男性の敵は、女性でもあり、男性でもある。というのはそういうことである。

売春者撲滅に向けてできる唯一のことは偽善をやめること。

ただ、それだけである。

[PR]
by akikomichi | 2016-01-15 09:33 | 詩小説 | Comments(0)