アメリカの夜

アメリカの夜。

最後の夜。

ハイウェイの車とダレスの飛行機が光りだす。

外での夕餉。

大きな器、大きなラガー、大きなサラダ、大きな肉。

消化しきれるだろうか。

この大きさ。


ほんのすこし前。

ウドヴァーヘイジー・センターにギリギリに滑り込んでいたことを思い出す。

飛行機の博物館。

中心にエノラ・ゲイが鷹のように大きな翼を広げている横で。

桜花やなかじまや愛知が鶯やハチドリやはやぶさのように見えた。

飛んでみることができたものは、たとえ、その後どうなろうと、思い残すことはないのだと。

思えるようになったのは、ここに来てから。







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by akikomichi | 2015-08-20 10:45 | 詩小説 | Comments(0)