新聞が火をつけ、民主党が国会の場であることないことを質問して、怒って見せる

マイミクさんのご紹介のご紹介。

本当におぞましい。

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今朝の毎日新聞(大阪版)の1面は『報道圧力発言 首相「遺憾」』の大見出し記事で埋められている。自民党の若手勉強会の内容を盗み聞きして批判的な記事を書き、それを民主党が取り上げて国会で騒ぎ、それをまた記事にするといういつもの手口だ。

社説はもちろん、3面にもほぼ全面を使った特集記事、5面を覆い尽くす国会の質疑詳報もその関連ばかりだ。社会面は百田氏の発言に対して沖縄が怒っていると、沖縄タイムスと琉球新報の共同抗議声明まで掲載している。まさに「これでもか」という感じだ。

記事はこの会合が安倍総理の応援団だとしてうえで批判の矛先を政府に向けている。非公開の会合でのやり取りについて出席してもいない総理がどうこういう問題ではないはずだが、彼らがなんでも安倍総理の責任に結び付けるのは第一次安倍政権時から一貫している。

新聞が火をつけ、民主党が国会の場であることないことを質問して、怒って見せる。それをまたマスコミが切り貼りして批判的に報道することを繰り返す。おなじみのやり方ではあるが、こうも次々と露骨な報道テロを見せつけられると怒りがこみあげてくる。

民主党政権時代は次の記事のようなことが何度もあったが、週刊誌やネットで話題になるくらいで世間は覚えているどころかほとんど知らないだろう。
ネットで拾ったその週刊誌の記事を。


「電波止めるぞ!」民主党幹部が目の敵にする表現の自由:現代ビジネス】

「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ!政府は電波を止めることができるんだぞ。電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」

 いまどき、こんな暴言を吐く政治家がいたとは驚くほかないが、これは民主党の輿石東幹事長の発言である。

「2月23日の幹事長番記者たちとのオフレコ懇談での発言でした。『野田政権が、税と社会保障の一体改革から社会保障の部分を切り離し、消費増税法案を先行させる見込み』というフジ他各社の報道を問題視し、『間違った情報を流しやがって!裏を取っていない情報を流すな!』と恫喝した」(大手メディア幹部)

 輿石氏は「間違った情報」と言うが、報道の元になったのは、同じ日の前原誠司・政調会長の会見。前原氏が年金一元化など社会保障関連法案の提出を4月以降に先送りすると発言したため、前述のような報道になったのだが・・・・・・。

「民主党幹部の言うことがバラバラなんですよ。原因は党をまとめられない輿石氏の力量不足に他ならないのですが、自分のことは棚に上げ、マスコミに八つ当たりしている」(同)

 それにしても、野田政権幹部のメディアに対する高圧的な姿勢は悪質だ。輿石氏は2月1日にも、朝日新聞の見出しが気に入らないとして、「またやったな!政治部長を呼んで抗議するからな」と吠えている。

 前原氏も、産経新聞に「言うだけ番長」と揶揄されて激怒し、同紙記者を会見から排除。与野党からの批判で撤回したが、政治家としての器量の小ささを、自ら曝け出した。

 さらにポスト野田の有力候補とされる玄葉光一郎外相も、2月9日の番記者とのオフレコ懇談で、沖縄の米軍基地再編問題に関する報道が気に入らないとして、「とくに共同通信の解説が酷い」などと、くどくどクレームをつけたという。

 かつて小泉進次郎議員から「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」と揶揄された民主党だが、意に添わない報道を目の敵にする姿勢は目に余る。

 この人たちには報道や表現の自由という常識は通じないらしい。

『週刊現代』2012年3月17日号より
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31976


輿石氏のやり方は論外だが、マスコミは相手が弱みを見せれば付け込もうとするのも事実だ。中韓に対するのと同じで強く出た方がいいこともある。それに、輿石氏が脅したくらいでマスコミは委縮したりしない。

そのマスコミ人の一人である阿比留さんは、この件につき自身のフェイスブックで次のように述べている。


阿比留 瑠比
 言論統制について。

 今朝の新聞各紙を読んで、その偽善者ぶりに吐き気がしました。そして私が8年前、沖縄である地方議員に取材していた際に聞いた言葉を思い出しました。その議員は割と保守系なのですが、地元紙にこう恫喝されたというのです。

 「これ以上、そんな意見を表明するなら、お前をつぶすぞ」

 メディアと議員の関係なんて、いろんな場合があります。議員=権力でもないし、自分たちをか弱い子羊のように言って被害者ぶるメディアには、心から情けなくなります。

 言論統制が一番得意なのは、政治家ではなくメディアです。
https://www.facebook.com/rui.abiru/posts/1000699479974703?pnref=story


そして、自民党はそのメディアの力を恐れたのか、あからさまな報道テロに立ち向かうこともなく、あっさりと白旗をあげた。


報道への圧力で自民青年局長更迭へ…勉強会問題、安保審議影響を懸念
毎日新聞 2015年06月27日 11時29分(最終更新 06月27日 12時56分)


記事の見出しは『報道への圧力』となっているが、実際にあるのは『報道””の圧力』ではなく『報道”から”の圧力』だ。小泉進次郎議員が「自由があるのが自民党、自由がないのが民主党」と言ったことがあるが、マスコミに見張られている政府・自民党の言論は「不自由」としか言いようがない。

とはいえ、残念ながらそれが現実だ。一時は安倍総理自らのネットでマスコミの偏向ぶりを指摘することもあったが、安全保障法制の審議をしている微妙な時期には発言は慎重にならざるを得ない。そういう時期になぜこの勉強会を開く必要があったのか。

安倍総理の応援団を自称するメンバーが、わざわざその言動をマスコミに狙われている百田氏を招いた意図もよく分からない。百田氏の歯に衣を着せない言説は偏向報道にイライラしている若手議員たちの気分をすっきりさせたかもしれないが、結局、大きく足を引っ張ることになった。

その百田氏は、その後もツイッターなどで次のような発言を続けている。

百田尚樹
‏@hyakutanaoki
左翼系マスコミは口を揃えて、「百田尚樹の発言は言論弾圧だ!」と叫ぶが、私が同じ懇話会で、「マスコミに圧力をかけるのはダメ」と発言したことは、まったく報道しない。

百田尚樹氏がFBで釈明 「私的な集まりの軽口にすぎない」「報道陣がガラス越しに盗み聞き」
産経 2015.6.27


確かにその通りなのだが、それを捻じ曲げて報道するのが左翼系マスコミであることが、この勉強会のテーマだったはずだ。しかし、彼らはそれにどう対応するかを内輪で議論するべきなのに、マスコミに狙われている百田氏を呼び、必ず中身が漏れる状況で言いたいことを言い合った

だから、発言の中身とは関係なく、それだけでも木原稔青年局長には安倍政権と党に対する責任がある。木原氏自身も「後ろから鉄砲(を撃った)と言われても仕方ない」と述べているそうだから、今回の処置はやむを得ないだろう。

国会での質疑を見たり聞いたりしていると、安倍総理は辻元や寺田のこちらがイライラするような無茶苦茶な質問にキレずによく我慢して答弁していると思う。それを応援するはずの勉強会が、結果的に自分たちのイライラ解消のために思いっきり足を引っ張ってしまった。

ポジティブリスト方式の安全保障法制に関する論戦では、政府の方に大きなハンディキャップがある。反対勢力はそこを突いて話をわざと国民に分かりにくくして「時期尚早」と思わせることにかなり成功している。いま自民党の議員に求められるのは、それにどう対応するのかを考え、行動するべきときではないか。

だから、勉強会のメンバーはこれで委縮するのではなく、もっと真剣に、戦略的に、この情報戦争に勝つ方法を考え、実行に移してほしいと思う。ただし、マスコミによる言論統制があることを十分に頭に入れて行動することも決して忘れてはならない。

(以上)

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by akikomichi | 2015-06-27 21:51 | 日記 | Comments(0)