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かんじょうのもんだい

剣道場と柔道場が左右にわかれている
道場に行くとばどみんとんをしていた
畳の上でばとみんとん
なんというばちがいてきな
しゅーるな世の中

体育館で剣道をするときは何も感じないのは
借り物だから
箱物だから
誰が何をしてもいいように
予め決められていないものだから
よけいなかんじょうはないのかもしれない

はじめから道場として心尽くしている
ものが少しでもいるとしたら
そこに土足で入るような
ふみにじるようなことに
いたたまれなくなるのは自分だけであろうか

モップで剣道場を拭いていないところでは
雑巾で膝つき合わせて手を尽くして
拭きあげるのだからいたまと身体が近いのだ
なにかが棲んでいるように
尽くしてふくのだ
何もないがらんどうなたてものとは思っていない
何かに尽くしているのだと
いう思いはどこかにあったのだろうが

なにもないせかいでは
かんじょうはころされ
たいかいで
かつかまけるかがもんだいで
かちのこりしじょうしゅぎの
れんしゅうのばになり
むきしつなだれにでもひらかれたばになるだけで

いいかわるいかではなく
そんとくのはなしでもなく
かんじょうのもんだい


by akikomichi | 2014-12-08 14:08 | | Comments(0)