市選管による組織ぐるみの隠蔽工作が濃厚

昨年7月の参院選を巡る白票水増し事件は15日、元高松市選管事務局長の山地利文容疑者(59)ら3人が起訴されたほか、新たに市選管の3人が在宅起訴される事態となった。市選管による組織ぐるみの隠蔽工作が濃厚となり、市幹部らにショックが広がった。

 「6人が起訴され、選挙事務への信頼を失墜した。深くおわびします」

 午後6時からの緊急記者会見の冒頭、東原博志・市選管事務局長は頭を下げた。

 公選法違反(投票増減)で起訴されたのは山地容疑者のほか、大嶋康民(60)、山下光(56)両容疑者。

 刑法の封印破棄罪で在宅起訴されたのは岡弘哲(53)、坂川昌史(52)、藤沢優(41)の3容疑者で、いずれも選管勤務は3年以上の幹部職員だった。

 衛藤晟一氏に票を投じた人に対し、東原事務局長は「申し訳ない」と繰り返し、「投票した人から抗議を受けた後、封印した保管箱を開け、票を移動していたとは。何を信じたらいいのかと悔しい」と話した。

 机を並べて仕事していた部下で、「3人とも仕事に一生懸命だった。私の右腕、左腕となって支えてくれたのに…」と涙を流した。

 山地容疑者らは、開票作業時、衛藤氏の票が見つかっていたのに集計し直すことはなかった。「(隠蔽の背景に)開票時間を短縮するために懸命に取り組んでおり、早く終了させる意識が働いたのかもしれない」と推し量った。

 山地容疑者ら3人が逮捕された後、市選管は体制強化のために5人増員して16人に。うち在宅起訴された3人は休職となる。8月には知事選を控えており、東原事務局長は「危機的状況。投開票に影響が出ないように市長部局に人員を要望していきたい」と話した。

 大西秀人市長は取材に応じ、「不正を防ぐべき職員がこのようなことになり、衝撃を感じている」と述べ、組織ぐるみではとの指摘に対し、「申し開きできない。意識改革を求めてきたこれまでの延長線上の対策ではだめだ」と語った。

 また、30歳代の市職員の男性は「多くの職員は真剣に開票作業に関わっていたのに、信じられない」と話した。

 この日、市役所を訪れていた女性(51)は「私たちの1票を軽んじる行為で腹立たしさでいっぱい。市は将来を担う子どもたちにも分かるように説明をしなければいけない」と憤った。会社員の男性(27)は「開票作業の不正を誰かが見ていたはずだ。なぜ気がつかなかったのか」と話した。

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一票の格差どころではない。
由々しき事態である。他の国のことではない。
投票の信頼性を根本から揺るがす事態である。
開票時はカメラを置くなどの措置は取られているのか、取られていないのであるなら必要なのではないか。
また、選対のスタッフはどのように決め、いくら払っているか、なども国民にしらしめる必要があるのではないか。

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by akikomichi | 2014-07-16 06:28 | 日記 | Comments(0)