中国が東シナ海に設定した防空識別圏について「深い懸念」を表明

北京=五十嵐文、ワシントン=今井隆】北京訪問中のバイデン米副大統領に同行する米政府高官は4日、バイデン氏が同日の習近平
シージンピン
国家主席との会談で、中国が東シナ海に設定した防空識別圏について「深い懸念」を表明したと明らかにした。


 米首脳級が中国の最高指導者に直接、懸念を伝えたことで、中国が防空識別圏運用でどのような対応を取るかが今後の焦点となる。

 高官によると、会談は夕食を含め計5時間半に及んだ。この中でバイデン氏は、米国は「中国の防空識別圏を認めない」と指摘。中国の防空識別圏で、これまで通り米軍機を運用する考えを示した。さらに中国に対し、軍用機の緊急発進(スクランブル)の見送りなど、緊張緩和のための具体的な措置を取るよう要請した。沖縄県・尖閣諸島をめぐり対立する日本などとの「危機管理メカニズム」を構築することも求めた。

 これに対し、習氏は「中国の見方」を示したという。防空識別圏設定の正当性を改めて主張したとみられる。

 バイデン氏は5日に中国の李克強
リークォーチャン
首相と会談後、韓国に移動する。韓国の朴槿恵
パククネ
大統領とも中国の防空識別圏をめぐり協議する。

(2013年12月5日11時22分 読売新聞)
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by akikomichi | 2013-12-05 11:49 | 日記 | Comments(0)