日本とインドの交流の歴史

 【ニューデリー真鍋光之】インドを公式訪問中の天皇、皇后両陛下は2日夜、大統領官邸であったプラナブ・ムカジー大統領主催の晩さん会に出席した。天皇陛下は冒頭のあいさつで、インド議会が毎年8月6日、原爆犠牲者を悼んで黙とうをしていることに触れ、感謝の意を示した。

 天皇陛下は「貴国議会が年ごとの8月、我が国の原爆犠牲者に対し追悼の意を表してくださることに対し、国を代表し、とりわけ犠牲者の遺族の心を酌み、心から感謝の意を表します」と述べた。

 また陛下は日本とインドの交流の歴史にも言及し、8世紀にインドから渡来した僧、菩提僊那(ぼだいせんな)が奈良の大仏の開眼供養で開眼導師を務め、その時に使われた筆が正倉院の宝物として納められていることなどを紹介した。最後に「この度の私どもの訪問が、両国国民の相互理解を更に深め、信頼と友情の絆を一層強める一助となることを願います」などと述べた。

 晩さん会に先立ち両陛下はネール大学を訪問。図書館で約100人の学生と交流し、皇后さまは女子学生に「ぜひ日本にいらしてください。お互いの理解を深めていけるといいですね」と話した。
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by akikomichi | 2013-12-03 13:27 | 日記 | Comments(0)