チベットでの「集団殺害」容疑で中国の江沢民元首相ら元政権幹部5人に逮捕状

 【パリ=三井美奈、北京=蒔田一彦】スペインの全国管区裁判所は19日、1980~90年代、チベットでの「集団殺害」容疑で中国の江沢民元首相ら元政権幹部5人に逮捕状を出したと発表した。


 スペイン当局による捜査は困難とみられるが、江氏らは訪欧した場合、渡航先で身柄を拘束される可能性がある。

 江氏らに対しては2006年、スペイン国籍を持つ亡命チベット人や支援団体が、チベットで拷問や殺害など組織的な人道犯罪を行ったとして告発していた。

 スペイン司法当局は、国家指導者らの人道犯罪が当事国で裁かれない場合、第三国の法廷が管轄権を持つとの立場を取る。1998年には、南米チリで独裁体制を敷いたピノチェト元大統領がロンドン滞在中、スペインの犯罪者引き渡し要請に基づいて英警察に逮捕された。

(2013年11月20日20時18分 読売新聞)
[PR]
by akikomichi | 2013-11-21 08:06 | 日記 | Comments(0)