日米安保 沖縄県の尖閣諸島を巡って

 【ワシントン=藤田祐樹】訪米中の岸田文雄外相は18日午後(日本時間19日未明)、米国務省でクリントン国務長官と会談した。両外相は2月の第3週に安倍晋三首相が訪米し、オバマ米大統領と会談する方向で一致。沖縄県の尖閣諸島を巡ってはクリントン長官が会談後の記者会見で「日本の施政権を一方的に害するいかなる行為にも反対する」と述べ、中国側の動きをけん制した。

 外相会談はクリントン長官が呼びかけたもので、安倍政権発足後初めて。両外相は「アジア太平洋地域の平和と安定に日米同盟の強化が不可欠だ」との認識を共有した。岸田外相は2月の日米首脳会談で日米防衛協力の強化などを話し合い、同盟関係の強化を内外に示したい考えを伝えた。

 両外相は尖閣諸島の周辺で中国が領海や領空への接近など挑発行為を繰り返している状況のほか、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射など地域情勢について意見交換した。

 クリントン長官は会談後の共同記者会見で、尖閣諸島は「日本の施政下にある」と改めて明言し、日米安全保障条約の適用範囲だと強調した。同時に「平和的手段での解決を望む」と述べ、日中双方に対話を促した。

 岸田外相は米国の姿勢を歓迎しつつ「尖閣諸島が我が国固有の領土である基本的な立場は譲歩しない。中国側を挑発せず、冷静に対応する」との考えを示した。

 環太平洋経済連携協定(TPP)を巡っては、岸田外相が自民党が衆院選で掲げた「聖域なき関税撤廃を前提とする限り交渉参加には反対」との立場を説明した。クリントン長官は日本が参加すれば歓迎する考えを示し、今後も緊密に連絡を取り合う方針で一致した。

 沖縄県の米軍普天間基地の移設問題に関しては、昨年4月の日米合意に沿って名護市辺野古への移設を進める方向を確認した。

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力強い意志と姿勢を保ち続け、世界の安全をも見据えて欲しい。
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by akikomichi | 2013-01-19 10:10 | 日記 | Comments(0)