2012年 02月 12日
足の裏
ふとたちどまり おもむろに
自分の足の裏を見ていた
ひさしぶりに
人の足の裏を見た気がした
自分のでさえ見ないというのに
つちふまずはぶじであったか
いぬのふんでもふんだか
がびょうがこんくりをたっぷしたか
足の裏をひとにみせないようにすわるひともいる
すり足もしらないというひともいる
足の裏はみえづらいにんげんのそこなのであった
by akikomichi
| 2012-02-12 18:30
| 詩
|
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