2012年 02月 04日
御神渡り
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パトリ
at 2012-02-04 23:25
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信州諏訪湖が全面結氷したとテレビは伝えました。諏訪大社上社の男神が対岸に鎮座する下社の女神に逢いにいく湖上の道、それが御神渡りです。「空澄て寒きひと日やみづうみの氷の裂くる音ひびくなり」赤彦。近年は暖冬が続きなかなか御神渡が見られなくなっています。何年か前のこと、義母が上社側の日赤病院に入院してた冬、珍しく諏訪湖が結氷しました。向こう岸にはかつて住んでいた家があります。それから少しして義母は静かに亡くなりました。ああ、あれはお義母さんが思い出の家に帰っていこうとしたのだなと妻と語ったものでした。
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akikomichi at 2012-02-05 11:14
パトリさん
お言葉、ありがとうございます。
薄皮が避けるように氷がせりあがり、何かが走ったあとのようで男神と女神の思いのみならずお義母上の思いものせておられるようで時を越えたものが息づいているのを感じさせてもらいました。
お言葉、ありがとうございます。
薄皮が避けるように氷がせりあがり、何かが走ったあとのようで男神と女神の思いのみならずお義母上の思いものせておられるようで時を越えたものが息づいているのを感じさせてもらいました。
by akikomichi
| 2012-02-04 12:34
| 俳句
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