商業主義を抑えて復興するよう

東日本大震災後に日本永住を表明したドナルド・キーン米コロンビア大名誉教授(89)が19日、講演のため訪れた仙台市で記者会見した。震災に関連して「日本人は災難にも落ち着いて、自分たちのすべきことをしたと世界的に知られた。尊敬は何倍にもなった」と述べ、復興に取り組む人々を励ました。

 キーン氏は終戦直後の東京を例に挙げ「『戦前並みに戻るまで50年かかる』と予言されたが、(50年かからずに)大都会になった。東北でも同じ奇跡は(起こすことが)できる」と指摘。その上で「お金を使って何でも建てていいという復興に反対している。仙台には『杜(もり)の都』という名前がある。東北全体で美しいまちを考えるべきだ」と語った。

 約1000人を前にした講演では、思い出の地という岩手県平泉町の中尊寺について述べた後、「(景勝地が)商業主義を抑えて復興するよう祈っている」と話した。

 キーン氏は海外における日本文学研究の第一人者。三島由紀夫ら文豪との交流でも知られ、08年に文化勲章を受けた。【平元英治】

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ありがとう、キーンさん。
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by akikomichi | 2011-10-20 08:27 | Comments(0)